日本能率協会総合研究所では、2010年8月に「低燃費タイヤ」に関する調査を実施し、その結果を発表しています。この調査は、調査数が32,062名、全国の18歳以上の自家用車保有者を対象としているそうです。調査方法は、楽天リサーチによるWEBリサーチとなっています。
さてその結果ですが、気になるところでは、低燃費タイヤラベリング制度ができたことへの意見について、基準が明確になってよかった35.2%、これまで基準がバラバラだったのが知らされていなかったので不満17.4%、自分の「エコタイヤ」が「低燃費タイヤ」に相当するのか不明で不満10.3%、何とも思わない43.3%。
不満+不満で約28%、何とも思わない43.3%はやや痛い数字かと。でも、「低燃費タイヤの認知率」は71.6%(但し、低燃費タイヤの内容・条件を知っている人は4.7%)にもなっており、今後更に拡大すれば不満という割合は薄れてくるかもしれません。
また、「低燃費タイヤの購入者」は5.9%、「低燃費タイヤを購入する意向がある人」は51.9%、「低燃費タイヤを購入する意向がない人」は42.1%。購入者+意向者で57%以上になりますが、既に57%と取るべきか、まだ57%なのか難しい評価になりそうです。
そして、大手カー用品店上位2社でのメーカー別「低燃費タイヤ」の販売本数シェアは、ダンロップ、ヨコハマ、ブリヂストン、トーヨー、ミシュランの順になっています。これ、もう少し大きな数値から判断した場合は、どうなるでしょうか。でも、ダンロップの好調さは多くの場から聞こえてはきますが・・
この調査、ほぼ「低燃費タイヤ」に限定されることで、タイヤに関する旬の話題としては十分興味が沸きます。ただ、その結果が意外な点もあり、個々のメーカーや業界全体の課題もあるように思います。