住友ゴムによりますと、中国に同社では2番目となるタイヤ工場の設立を発表しています。ご存知のように、中国はアメリカを抜き新車販売で世界一です。市場の拡大は更に予測され、それに伴う装着タイヤの需要も期待できるということのようです。
2番目となるタイヤ工場の詳細はまだ未定の部分が多いようですが、総投資額は日本円で約267億円、生産能力は30,000本/日を予定している模様。
タイヤメーカーの海外への生産拠点の移動は、このところかなり積極的ですが、中国への投資はそこそこに、新たな矛先としてはタイが注目されています。
過日の日経新聞の記事では、ブリヂストンはタイのノンケー工場に約100億円を投資、2011年夏までに生産能力を36,550本/日にする。ノンケー工場の乗用車向けの生産能力は、同社の彦根工場に次ぐ世界2位の規模になるそう。
また、住友ゴムはタイの既存工場に約280億円を投資し、最終的には現在の3倍近い10万本/日まで引き上げ、世界最大規模の工場を目指す。
横浜ゴムもタイの工場に約100億円を投資。2012年7月までに400万本/年にするなど、国内タイヤメーカーのタイへの注力はかなりの期待感を感じさせます。
細かいことはわかりませんが、中国での事業展開は政治的な要因からリスクも大きい。対してタイは、外資に対して好意的、また親日的でもある。法外な要求は少なく、相場が行き渡っているとも。一時、騒乱が気になりましたが、今は落ち着いたようで、グローバル展開を求める日本企業にとっては非常に事業が行いやすいようです。