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スタッドレスタイヤ 夏場の使用は危険です

 今履いているスタッドレスタイヤを履き潰そうと、春になっても交換しない人見られます。さて、スタッドレスタイヤを春そして夏に使用することは、問題ないのでしょうか。

 基本的にスタッドレスタイヤは、夏タイヤと比較して「柔らかいゴム」が特徴です。このゴムは、低温でも柔軟さを失わない特殊なもの。冬の低温でも雪を噛み、表面の水を吸い取る働きが期待できます。

 しかし、これから気温が上昇し、特に夏場の高速走行などでは、激しい熱を持つとスタッドレスタイヤは夏タイヤに比べ変形しやすくなります。これにより、空気圧の不足が発生したり、最悪では破裂の可能性が高まります。

 また、スタッドレスタイヤのもうひとつの特徴である「タイヤの溝の深さ」は、通常路面では接地面積が少なくなり摩擦が大幅に減少。これにより夏タイヤと比較して、ブレーキの効きが悪くなり制動距離は大きくなります。更にコーナリングもその限界速度が大幅に低下します。

 近年のスタッドレスタイヤは、雪の無いドライでの性能が大幅に向上していますが、それでも冬の低温下での走行をイメージしており、やはり夏タイヤとの性能差は歴然です。

 安心安全、そして快適な走行の為には、スタッドレスタイヤの夏場使用はお勧めできません。

  
2010年3月13日

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