今シーズンも、販売拡大が大いに期待されるアジアンスタッドレスタイヤですが、その特徴について少し触れてみたいと思います。
アジアンスタッドレスタイヤの性能は、残念ながら国産メーカーなどに比較すると技術的な差というのは致し方ないと考えられます。
国産などの最新スタッドレスタイヤは、特殊ゴムや特殊素材の開発導入、グルーブ(溝)やブロックに刻まれたサイプ(細い溝)の繊細なデザイン、更にブロック剛性の維持などにより、氷雪路は勿論のこと、ドライやウェットでも高性能化が謳われます。
これに対して、アジアンスタッドレスタイヤは、特殊ゴムに対する考え方、ブロックに刻まれるサイプ、そしてブロック剛性、更にトレッド面への効果的なデザインなどの点で、課題が見られる気がします。
しかし、アジアンスタッドレスタイヤの性能は、進化しているのも明らかであり、今後への期待感では必ずしも否定的なものではないと考えています。特に、台湾や韓国製のタイヤでは、日本の技術などに対する興味レベルは相当高く、将来への可能性を感じます。
但し、アジアンスタッドレスタイヤの最大の興味は価格です。価格ありきというのが正直なところであり、それにそこそこの性能が得られることで、購入への拡大が進んでいると判断します。
アジアンスタッドレスタイヤのより高性能化は望まれるところですが、価格への期待は更に重要です。高性能と低価格の両立、その実現は如何にというところでしょうか。