ブリヂストンによりますと、2010年シーズン終了までは、従来と同様にF1を支えていくとしていますが、契約が2010年シーズン終了で切れるのをもって、それ以降の契約を結ばないと決めたようです。
理由としては、タイヤが売れない現状況に際して、車メーカー同様莫大な費用がかかるF1へ投資する体力が失われつつあるというところだと思います。
ブリヂストンは、1997年から参加、2007年からは単独供給となっていますが、年間100億円近い莫大なコストはもう限界というところかと。それ以外にも、政治的ないろいろや宣伝効果なども推測でき、契約も切れるしこの辺が潮時と判断されたのではないでしょうか。
タイヤメーカーのF1への参戦は、特にヨーロッパでの宣伝効果を期待することが大きいといわれています。元々ヨーロッパでの知名度が低かったブリヂストンにとっては、F1をきっかけとして市場開拓そして販売拡大が狙いであり、実際その効果は随分あったと考えられています。
しかし、継続することでその効果も薄れてくるのに対して、コストは相変わらず莫大。効果の上がらない宣伝を継続することに意味を成さないと判断されているのかもしれません。
いずれにしても、またF1から日本企業が撤退することは、寂しさとともに社会情勢の厳しさを痛感させられます。