低燃費タイヤ=環境配慮型タイヤ=エコタイヤなど様々な名称で呼ばれている、省燃費が期待でき、環境に優しいタイヤですが、統一的な基準での情報提供等が行われていない現状から、国土交通省及び経済産業省が「低燃費タイヤ等普及促進協議会」を設置、平成20年度中にその方向性を取りまとめると発表していました(2008年12月)。
このことすっかり忘れていたのですが、昨日、ハイブリッド車(HV)や電気自動車の静か過ぎる走行音に関するニュースが伝えられていることで、思い出しました。
調べてみると国土交通省のWEBサイトに、「低燃費タイヤ等普及促進協議会」最終取りまとめとしてその内容を確認することができます。協議会は、有識者を集め計3回開催されたようです。
とっても重いPDFのデータですので、何度かPCが止まりましたが、一応全文読んでみました。協議会では、以下のような内容について検討、そして取りまとめがなされたようです。(取りまとめには多くに記載がありますが、目立つ部分を抜粋)
(1)転がり抵抗の試験方法の規格化について
<検討>タイヤの転がり抵抗の試験方法について、国際的な検討状況を勘案しつつ、国内規格策定。
↓ ↓
<とりまとめ>転がり抵抗の試験方法の策定は、国際規格ISOと整合を図る方向で、JIS化の検討をする。
(2)低燃費タイヤの情報提供等の方法について
<検討>ドライバーが低燃費タイヤを選定するために必要な「転がり抵抗」に関する情報提供等のあり方。
↓ ↓
<とりまとめ>低燃費タイヤのラベリングが、消費者へ適切な情報提供という観点から重要。しかし、過度な転がり抵抗を助長するような表現はないようにする。また、転がり抵抗と密接な関係にあるウェット性能について、安全性の面から十分な性能確保が出来ている事が確認できるようにラベル表示を行うなど。
(3)タイヤの空気圧管理について
<検討>タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)の装着による効果の検証や空気圧管理のユーザーへの啓発など、タイヤの適正な空気圧の管理のあり方。
↓ ↓
<とりまとめ>タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)の義務化については、最新の空気圧管理の状況等を調査し、政策の費用対効果についても検証し検討するなど。
結果として、まだ決定には至っていないということですので、今後の経過に注目してみます。