ミシュランによりますと、同社が日本に最初に進出したのが1964年9月17日だそうで、今月17日には45周年を迎えたそうです。
タイヤの初めてはダンロップ、それを進化させたのはミシュランともいわれています。
ミシュランは、1946年にラジアルタイヤを発明。そして、日本では、1991年にスパイクタイヤが全面禁止になっていますが、ミシュランのスタッドレスタイヤはそれ以前の1982年に誕生。更に、既に定着している「エコタイヤ」(ミシュランでは「グリーンタイヤ」構想)が、1992年に初めて実用化されたことになっています。
ミシュランの「エコタイヤ」は、それまでのタイヤと比較して転がり抵抗が低減され、低温の路面でもグリップが犠牲にならないのが特徴。これは、シリカと呼ばれる特殊な素材を、コンパウンドに配合することで達成されたようです。
世界的タイヤメーカーのミシュランは、ラジアルタイヤ、スタッドレスタイヤ、エコタイヤ、最近では「Tweel」と呼ばれる空気なしタイヤなど新しい技術を開発し、世に送り出してきました。その結果、ヨーロッパでは、タイヤ販売数の実績は群を抜いています。しかし、ビッグ市場?である日本ではまだまだ伸び悩んでいるのが本音。
モータースポーツ、特にF1へタイヤメーカーが参戦する意義は、絶大な人気を誇るヨーロッパ市場での販売増を狙うのが目的であると言われています。ブリヂストンのF1への参戦も、ヨーロッパ市場での販売増が真の狙いで、実際唯一のF1タイヤである現在、販売数は大幅に伸びているらしい。
ミシュランは、既にヨーロッパでの販売は頭打ちである為F1への参戦はあまり意味がない。そこで、更なる拡大を狙うには日本を中心にしたアジア市場の開拓は絶対であるはずです。
ミシュランは、日本進出後、1980年代後半コンドームなどのゴムメーカー「オカモト」と合弁、ミシュランオカモトタイヤにより国内販売を展開し、2001年にこの提携が解消されるまで継続されていました。
その期間、ミシュラン=オカモト=コンドームの印象が個人的には強く、実際それほどの販売強化には繋がらなかったと記憶しているのですが・・・
近年は、スタッドレスタイヤの顧客満足度調査での6年連続1位は、その信頼性がユーザーに認められた証であり、今後の大きな展開へのきっかけになると予想できます。但し、現在の国内スタッドレスタイヤの販売数は、ブリヂストンが全体の約半数のシェア、ミシュランは5から6%程ともいわれ、販売ボリュームは相変わらず厳しいようですが。
しかし、日本で開発されたタイヤも世界に発信されており、ミシュランへの信頼性の高まりから、今後への期待は大きいと思います。