ダンロップでは、従来品と比較して転がり抵抗を20%低減し燃費性能を追求した「ENASAVE EC202」を発売するようです。
「ENASAVE EC202」は、実質的には「DIGI?TYRE ECO EC201」の後継と位置付けられるようで、スタンダードタイヤのカテゴリーにポジショニングされながらエコタイヤとしての性質を持つタイヤです。
このタイヤは、「EC202用コロエネゴム」をコンパウンドに採用、これにより転がり抵抗の原因にもなる不要な発熱を抑えることが可能になるそうです。更に、トレッドゴムの内側に天然ゴムを用いた「低発熱ベース」を採用、さらなる転がり抵抗低減が期待できるそうです。
トレッド面は、葉(リーフ)をイメージしたパターンで構成され、排水性と直進安定性に貢献するそうです。またリブは、スタンダードパターンとして5リブを、軽・コンパクトカー専用パターンとして4リブを採用しているようです。
更に、65?80%偏平サイズでは、サイドウォールに通常より硬いゴムを追加した二層構造にすることで、乗り心地と操縦安定性への向上が図られているそうです。
ダンロップでは、「DIGI?TYRE ECO EC201」をエコタイヤブランドである「ENASAVE」へ転換したことは、同社の製品をエコタイヤ化へ転換している証といえそうです。
「ENASAVE」ブランドは、先進的ブランドとしてのイメージが定着しつつあります。しかし、実際には、同社のタイヤ販売で2008年はわずか1%ほどともいわれており、今回の発売をきっかけに、「ENASAVE」ブランドを、2010年には60%にも届く目標が設定されているようです。
ただ、価格設定が従来より約3%ほど高くなるそうですが、この当たりはどう判断されるでしょうか。
「ENASAVE EC202」は、先日発表されたトーヨー「ECO WALKER」とは、競合する製品です。この時期に夏タイヤの発表は珍しく、両製品とも設定サイズが出揃うのも来年2月頃です。これは、このところの新車販売でハイブリッド車が好調なことから、それをターゲットに先行することで少しでも商機を得る戦略かと想像します。
発売サイズは、215/45R17 87W から 135/80R13 70S の64サイズ。発売時期は、2009年10月から。