asahi.comによると、環境省では、車の騒音対策としてタイヤへの規制化を検討する模様。車の騒音は大半がタイヤからとしており、欧州で先行するタイヤ規制などを参考にしながら、11年度以降の導入を目指すとしています。
車の騒音は、一般的にはエンジンや排気系などから出る音がそれに当たると理解されていました。その為に、改良が進み、また今ではハイブリッドやEVなどでは、逆に音が聞こえないことが問題視される状況にあります。
それにより、現在の車の騒音はタイヤが原因とする考えが大方となり、今まで手つかずだったタイヤへの騒音規制の検討を始めるのだそうです。
タイヤの騒音(ノイズ)は、走行によりタイヤが回転することで発生します。それには、トレッドパターンの溝に空気が圧縮されそれがはじけることで発生する「パターンノイズ」、タイヤが路面から受ける振動を車内で感じる「ロードノイズ」、そして急発進、急ブレーキなどの時にトレッドと路面の間の摩擦により発生するキィーという「スキールノイズ」がありますが、規制を検討するのは、「パターンノイズ」に関するものと想像します。
タイヤはパターンのデザインによっても、騒音の程度は異なり、ラグ(トラック・バス・建設機械等)>ブロック(スタッドレスタイヤ等)>リブラグ(トラック・バス等)>リブ(乗用車・小型トラック等)>ストレート(乗用車等)という順に騒音レベルが小さくなるといわれています。
また、タイヤを構成する素材によってもその性能に違いが出てきます。
乗用車用であっても、スタンダードタイヤとプレミアムコンフォートタイヤでは、「パターンノイズ」への拘りも随分異なります。
しかし、「パターンノイズ」低減化=高性能化することで、価格面への影響は大きく、市販タイヤへの導入はタイヤメーカーにとってコストとのバランスをどう取るのか、難しい判断が迫られそうです。