新車装着タイヤの現状は、新車開発との絡みが大きく、その性能については積極的に公表されていないのが現状です。その為に、タイヤメーカーから発信される情報として、新車装着タイヤの性能は、装着する車種の性能にマッチし、それに貢献することがその使命であり、専用タイヤとしての意味合いが強いとしています。
それに対して市販タイヤは、特定の車種専用ではなく汎用性の追求により、コンパクトカーからミニバン、大型のセダン等車種を越えその性能が発揮できることが特徴です。
しかし、最近では車種に沿ったタイヤカテゴリーの充実化が進み、汎用性とはいってもカテゴリー内での専用化が進んでいます。
タイヤメーカーでは、新車装着タイヤへの拘りは、タイヤメーカーとしてのポジションを誇示する上で必要な要件であり、市販タイヤへの販売も大きく影響すると考えられているようです。
しかし、最近の車を取り巻く環境は、タイヤへも微妙な影響を及ぼしています。特に新車装着タイヤへは、車両の低価格化実現の為に価格への縛りが強まり、結果としてタイヤ性能への期待感は薄れているのが現状のようです。
特に、コンパクトカーやファミリーカー(ミニバンや1BOX含む)などの車種でその傾向が強まり、低価格を実現したハイブリッド車なども例外ではなさそうです。
逆に、プレミアムカーなどではこの傾向は少なく、専用タイヤとしての高性能化を求められているようです。
コンパクトカーやファミリーカーなどは、新車装着タイヤから市販タイヤへ交換することで、タイヤの変化をより大きく感じることができるといえそうです。