ホンダのF1からの徹底は、非常にショックな出来事でした。そして、シーズン半ばの今、BMWも今シーズン限りで撤退することを正式に発表したようです。
その理由については、シーズン前半の成績不振かと言われていますが、F1へ挑戦し続けることへの重要性が見出せなくなっているとも同社の首脳は語っているようです。真相は明らかではありませんが、経済不況の影響もあり経営的な面での判断がなされた結果ではと推測します。
BMWのF1における活躍は、結果ほど華やかな印象は感じられません。過去、ブラバムというチームへエンジンを供給していた際、ブラジル人のネルソン・ピケがマシンを駆り初優勝、その後、ウイリアムズにもエンジン供給の時期があり、好成績を上げていたと記憶しています。そして、ザウバーチームを買収し、BMWザウバーとして参戦していました。
BMW、メルセデス、ルノー、フェラーリ、トヨタ、ホンダなど世界の自動車メーカーがF1での勝利に意欲を燃やしていたのも過去の話で、ホンダの撤退、そして今回はBMW、トヨタやルノーもそのタイミングを模索しているという噂は消えません。
個人的にも、今シーズンのF1は何かとサーキット以外での政治的な問題が多く、ややうんざり。F1のTV中継もほとんど観ていません。日本がバブルといわれた80年代後半は、日本絡みの話題も多く、特に中島悟の走りにはドキドキ感がありました。
そんな中でも、ブリヂストンはF1唯一のタイヤサプライヤーとして、がんばっているのではないでしょうか。ドライバーからは、時折不満も聞こえてくるようですが、いい仕事しているように感じます。ヨーロッパにおけるブリヂストンの知名度は、確実に上がっているはずです。
文化であるはずのF1も、このところ何かと落ち着かない様相で、ファンは蚊帳の外という状況です。日本ではBMWのF1からの撤退は、さほど話題にはなっていないようですが、車メーカーの撤退は業界には相当の痛手であると考えます。
すべてが経済状況に左右される今のレースシーンですが、F1だけはその華やかさを失わないで欲しいと願うばかりです。