住友ゴムでは、同社の「ファルケン」と「オーツ」2つのブランドを、ヨーロッパで販売強化するようです。
これは、今まで米グッドイヤーとの合弁会社に販売を委託していたそうですが、ドイツに「ファルケンタイヤヨーロッパ」を設立し自社での販売体制に切り替え、より販売の拡大を狙うそうです。
旧オーツタイヤのブランドであった「ファルケン」ですが、2003年に住友ゴムに吸収され、2005年にはダンロップファルケンタイヤになりましたが、ダンロップブランド、そして国内で住友ゴムが展開するグッドイヤーブランドとの差別化では、話題性に乏しくやや寂しさを感じさせる存在です。
今回、ヨーロッパでの販売強化に乗り出すことは、ブランドとしての可能性が活かされると判断した結果と想像しますが、既に市場に食い込みつつあるアジアンタイヤブランド等の新興勢力との差別化を、どう打ち出していくのか、その戦略は重要であると思います。
国内での「ファルケン」は、スポーツタイヤ「AZENIS RT615」やコンフォートタイヤ「ZIEX ZE912」など優秀なタイヤがみられますが、残念ながらその販売については今ひとつアピールに欠けているような印象です。
国内、海外どちらの販売を強化するのかは企業の勝手ですが、力の注ぎ方判断を誤らないで欲しいと願います。