最近のプリウスやインサイトなどのハイブリッドカーに見る車技術は、目に見えて進歩の著しさを感じます。また、EVの市販車も現実となるようで、いよいよ化石燃料を主体とした車の形態は大きな変革を迎えようとしています。
これは、昨年からの経済不況、またガソリン価格の不安定さにより、それまでのガソリンエンジン主体の車に対して、ユーザーの関心は薄れ、より経済性が期待でき価格的な面でも優遇されることが背景にあると想像できます。
また、ハイブリッドカー、そして特にEV車は、バッテリーの存在が重要であり、その進歩が加速していることも要因として上げられそうです。車メーカーとコラボするバッテリーメーカーは、これからの車開発に重要なポジションになりそうです。
さて、このような車の変革を迎える中、タイヤへ注目すると残念ながら車の技術ほどの大きな変革は見えてきません。しかし、タイヤは丸くて黒いもの、その理屈はどう転んでも簡単には変えられそうにありません。
タイヤへ求められることは、安全性、快適性、耐久性、環境適合性(ドライ、ウェット)など、その性能により車への貢献を最大限図ることかと思います。
今回のプリウスショック、タイヤメーカーの装着タイヤとしてのアピールは認められますが、それでも変革著しい車に対して、規定路線のタイヤではやや寂しさを感じます。
タイヤが果す役割を完全化しつつ、主張できる製品の出現期待します。