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ミシュラン 設立から120年

 ミシュランによりますと、同社は今年で設立から120年を迎えるそうです。1889年5月28日にフランスのクレルモンフェランで設立され、現在は170カ国、11万8000人の従業員を擁する巨大タイヤメーカーに成長しています。

 ミシュランの日本への進出は、その沿革を見ると40年以上が経過。当初は、三井物産(株)が総代理店としてタイヤの輸入および販売を受け持ち、1970年代に「日本エックスタイヤ販売?」を設立。これが日本での本格的なタイヤ販売のスタートだったようです。
 
 その後、三井物産?から日本エックスタイヤ販売?の全株式を譲り受け、ミシュラン100%出資による「日本ミシュランタイヤ?」の経営がスタートします。

 1982年には、日本で初めてスタッドレスタイヤを販売し、その後スパイクタイヤに代わり冬用タイヤの重要な位置付けになっています。

 1980年代後半には、オカモト(株)と合弁「ミシュランオカモトタイヤ販売?」を設立。

 1990年に入り、転がり抵抗の低減が図られた「グリーンタイヤ構想」によるタイヤが、日本市場向けに投入。これは現在のエコタイヤのきっかけとなったタイヤと言われています。

 2000年には、ミシュランオカモトタイヤ(株)をミシュランの100%出資子会社化。2003年に、日本ミシュランタイヤ、ミシュランオカモトタイヤ、ミシュランタイヤ販売の3社を統合、「日本ミシュランタイヤ?」がスタート。現在に至っています。

 ミシュランのイメージは、オカモトとの合併による「ミシュランオカモト」の印象が強烈に記憶に残っており、当時は○○ドームタイヤと揶揄されていた時代もありました。現在のような高性能なブランドイメージは薄く、日本市場での展開はかなり苦戦状況にあったようです。

 しかし、先進的技術を常に投入し、高級車に装着されることで高性能タイヤとして高いブランドイメージを構築し、今ではその存在は多くのユーザーに認められるところです。

 世界的に見た場合、ミシュランは既にヨーロッパでは達成感が強く、更なる販売ボリュームの拡大は難しい状況にあります。そこで、日本を始めとするアジアでの市場で、期待感を強く持っているようです。特に、日本国内の市場規模からは、同社のボリュームは満足の域には達しておらず、今後も継続的な戦略が図られるものと思われます。

 さて、ミシュランのキャラクターと言えば、「ミシュランマン」(フランス以外の国では「ミシュランマン」、フランスでは「ビバンダム」が一般的だそう)ですが、誕生は1898年、110歳以上になりますが、こちらもミシュランの歴史には重要なものと言えそうです。

  
2009年6月10日

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