新型プリウスの発売により、新車装着されるタイヤが続々名乗をあげています。先に、ミシュラン「PRIMACY HP」がスポーツグレードのツーリングセレクション用(215/45R17)に採用されたことはお伝えしましたが、ここにきてトーヨー、グッドイヤーも発表しています。
トーヨーは、215/45R17サイズで環境配慮型(エコタイヤ)を謳う「PROXES R30A」。このタイヤは、市販用としてカタログ掲載はありません。OEタイヤ(新車装着タイヤ)「PROXES R30」の発展型ではないかと想像します。
新型プリウスには超エコタイヤの採用は無い旨想像していましたが、この「PROXES R30A」がそれに位置付けされるのかは現時点では不明です。(私の修行不足)
しかし、市販タイヤで超エコタイヤ「PROXES Ne」や「PROXES CT01e」がラインアップされている現状、これらの存在を訴えるには絶好のチャンスと考えるのですが。やはり、市販タイヤは価格的な面等がネックとなり、OEタイヤとしての役割は果しにくいのでしょうか。
また、グッドイヤーは「GT3」を採用。サイズは185/65R15です。「GT3」はOEタイヤとして2代目プリウスや、日産マーチ、三菱コルトなどにも採用された実績があります。コスト面で優位性が大きいと考えられます。
以前、「J.D.パワー アジアンパシフィック」が実施した「2008年 日本 OEタイヤ顧客満足度調査」で、ハイブリッド車のOEタイヤに関して、ガソリン車に比べグリップ性能の評価が低く、不具合として指摘するユーザーも多いことが記載されていました。
この点に関して、タイヤメーカーがタイヤブランドの優位性を築くには、車メーカーの要件を満たすだけではなく、ユーザーニーズを捉えたタイヤを提案することが重要とコメントされています。要は、値引き要求に応えることで満足せず、タイヤ性能の重要性もアピールせよということでしょう。
車メーカーは、タイヤメーカーへ特に価格面での要求は相当なものであることを耳にしたことがあります。しかし、ユーザーのタイヤへの要求は総合的な性能が重要であり、タイヤメーカーにとっては、市販タイヤとOEタイヤのバランスや存在のあり方を今一度検討すること必要ではないかと思います。