中央日報が伝えているところでは、韓国大手のハンコックタイヤは、韓国の国内で格安タイヤを出したと伝えています。
世界的な不況は韓国も同様、その為にタイヤ販売は低迷、その打開策として格安タイヤを出したそうです。韓国では、この不況でタイヤ販売は前年同期に比べ20?30%減少、タイヤの交換が迫られている人たちがそのまま使用するケースが増えているそうです。
ハンコックタイヤの格安タイヤは、「スマートタイヤ」と呼ばれ、205/65R15 1本の場合、一般タイヤが日本円で約7,000円であるのに対し、「スマートタイヤ」はそれよりも15%近く安い約6,000円前後だそうです。
このタイヤの安さは、マーケティング費用を減らし、利益の一部をあきらめ、商品価格を下げた為に実現。ヨーロッパに輸出していた製品を国内用に直した為、特に開発費はかかっていないが、性能は従来の製品とほとんど変わらないと主張しているそうです。
また、クムホタイヤについても触れ、同社では同様の格安タイヤの販売は考えていないが、コスト削減を通して従来の製品の流通価格を引き下げる計画だと伝えています。
ハンコックタイヤ、クムホタイヤは韓国の国内では1,2位を争うタイヤメーカーですが、事の重大性が伝わってくるようです。売れないなら価格を下げるという手法はシンプルで分かりやすい。しかし、一時の退避策として安さを強調することは、その後のブランドイメージを継続することに影響はないものか心配です。
不況下に安さを売りにすることは珍しいことではありませんが、技術的な要素やブランドイメージが植えつけられている製品に対しては、必ずしもそれが適作とは思えないのですが。
アジアンタイヤとして日本国内では、安さが興味の対象になっていることは事実ですが、韓国国内では必ずしもその状況にはないと思います。