2009年シーズンから、全日本F3選手権唯一のオフィシャルタイヤとして採用されたハンコックですが、そのオフィシャルテストが、12月18日に静岡県の富士スピードウェイで行われたようです。
当日は、前夜雨が降り、ウェット状態での走行開始になったようですが、レインタイヤを装着しての走行では、グリップの高さやアンダー傾向の少なさなどの評価を得たようです。
また、路面状況が改善してくるとスリックでの走行も行われ、ハンコックタイヤの性能について探る動きから、徐々にペースは上がり本番に近い状態まで試されたようです。結果として、安定性の高さやしっかりとしたフィーリングなど手応えを感じるといった声が圧倒的で、上々のテスト結果となったようです。
今回、ハンコックが全日本F3選手権のオフィシャルタイヤとして採用されたことには、様々な意見があったようです。タイヤの採用は入札によって決定されたようですが、それまでのブリヂストンに代わり、ハンコックがその役割を果たすことに対しては、抵抗感が強かったと考えられます。
過去日本のタイヤメーカーも、欧米でのレースに参戦する際、同様の扱いであったと思い出されます。当時、レース先進地域である欧米では、日本製のタイヤに対するレースでの信頼性はほとんどなく、そのタイヤがメジャーな場に登場することは、今回のハンコックタイヤ以上の否定的な見方がされたと思います。
しかし、レースシーンで実績を残すことがその後の評価に繋がり、その努力の継続が今の信頼に繋がっていると考えられます。
ハンコックは2年契約のようですので、この間にどれほどの評価が得られるのか注目です。それによって、今後の日本でのタイヤ販売に、影響があるものと思われます。