トーヨーでは、特にエコカー向けのタイヤとして「PROXES Ne」を発売するようです。このタイヤは、エコカーに対して「車両特性を損なわない低燃費性への実現と安全性への両立」が謳われています。
今回発売される「PROXES Ne」は、まず既存の同社製品である「TEO plus」と比較して、転がり抵抗が24%低減、ウェット性能も制動面で17%の向上を図っているようです。これは、トレッドを新配合素材にすることで実現しているそうです。
また、5バリアブルピッチの採用によりパターンノイズの低減が図られ快適性が向上、更に、リサイクル素材としてを「再生ポリエステルコード」を業界で初めて採用し、環境面での貢献に活かしているそうです。
サイズは、185/65R15 88H、195/65R15 91H、195/55R16 87V の3サイズ。発売時期は、2008年12月11日から。
「PROXES Ne」は、その対象をエコカーとすることで、同社ではやや遅れがちなエコ対応商品としての巻き返しを図るものと予測します。
しかし、既に他のメーカーでも「PROXES Ne」同様、特にエコカーを意識した超エコタイヤと呼ばれるタイヤは存在しています。そのいづれも、発売サイズが最小に絞られていのが共通しており、後にサイズバリエーションの拡大を図るという狙いがあるにしろ、このような販売方法にはやや違和感を覚えます。
エコタイヤの普及は、今や各メーカーで共通した認識であり、環境問題等を考慮すれば責務とも言えます。しかし、環境問題に敏感なのはエコカーのユーザーだけとは限りません。エコに関する関心が高くても、装着するエコタイヤがないというユーザーも多いはずです。タイヤメーカーとしては、広い見地に立ちタイヤの提供をすることが必要であると思います。