国内のタイヤメーカー4社、ブリヂストン、横浜ゴム、住友ゴム、東洋ゴムともに2008年度の決算見通しが大きくマイナスになるようです。
その理由については、今まで何度も触れきましたが、タイヤの主原材料である天然ゴムの高値推移、合成ゴムなどの原料となる原油価格の高騰、そして新車販売の低迷、更にアメリカを源とする金融危機による円高など三重、四重にもなる大嵐に見舞われた結果のようです。
また、アジアンタイヤの存在も見逃せないレベルにあり、まさにタイヤ冬の時代到来というところのようです。
しかし、この厳しさ来年度は脱することができるのかといえば、それも非常に怪しい状況です。人により2、3年は続くという考えもあり、実はこれからが更に厳しさを増すのかもしれません。そうなると、生き残りをかけ業界再編という動きが活発化するのでしょうか。
既にブリヂストンと東洋ゴムは提携関係にありますので、将来的には東洋ゴムがブリヂストンへ吸収されることも十分考えられます。また、横浜ゴムと住友ゴムもどうなるか未知数です。
現在の会社規模を2008年度売り上げから換算してみると、ブリヂストンを10とした場合、横浜ゴムが1.6、住友ゴムが1.8、東洋ゴム1.0レベルです。いかにブリヂストンの規模が大きいか分かりますが、その為にブリヂストンが残る3社すべて吸収してしまうことはありえないでしょう。
そこで、ブリヂストンを「ブリッジ」と「ストーン」に分割し、国内メーカーを5社体制にし、より競争原理を拡大することで危機を乗り越えるというのも面白いかも知れません。10の体力を持つ一つの会社より、5の体力を持つ2つの会社の存在のほうが社会への影響力は大きいと思うのですが・・・。