いつのまにか原油価格が下落傾向にあります。9月11日のニューヨーク商業取引所の原油市場は、先物価格の終値が1バレル=100.87ドル、前日比で1.71ドル安だったようです。これは3日連続で値下げ、終値では3月24日以来の安値だそうです。
原油の先物市場の影響が、世界的な原油高を引き起こしていることで、ガソリンをはじめあらゆるものの値上げに影響を及ぼしていることは既に周知のこと。しかし、ここにきて投機家たちの原油離れにより市場価格は下落傾向、これでガソリン価格も下がり、タイヤも値下げされるのでしょうか。
ガソリン価格は、週ごとに「石油情報センター」から速報値が発表されており、頻繁に価格動向の確認ができます。ちなみに、9月8日の全国の平均値でレギュラー価格は174.5円、ハイオク価格は185.3円。8月4日の価格と比較するとそれぞれ10.6円、10.7円値下がりしています。今後も値下げが大いに期待できそう。
それに対してタイヤはいかがか。タイヤメーカー最大手のブリヂストン社長は「原材料の値上がりに、まだ商品価格への転嫁が追いついていない状況だ」とコメントしているようです。(朝日新聞より)
その他の業種も、すぐには値下げには踏み切れないというコメントがほとんどのようです。
何か煮え切らない、というより寂しい気持。今まで企業努力でいろいろと吸収してきたのが限界に達している。値上げだって最低限に抑えたんだ。その分、原油価格等値下げになっても、元を取るまでは簡単に値下げはできない。もう少し儲けさせろと聞こえてしまいます。
ブリヂストンがこれでは、横並びのタイヤ業界、値下げはまだまだ先のことのようです。たぶん。