6月5日は世界環境デーでした。それに伴いテレビを始めとする各マスコミでは、一斉に環境保護について特番を組んでいました。私の運営するWEBサイトにも、環境保護=エコタイヤに関する訪問者が先週の初めから増えだし、日曜日にはピークを迎えました。
テレビなどの特番による影響もあるのでしょうが、それにしてもエコに関して興味の対象が多いことに改めて気づかされました。
タイヤ業界では、ブリヂストンタイヤが「MAKE CARS GREEN(エコドライブで地球にやさしく)」キャンペーンの活動計画を発表し、FIA(国際自動車連盟)と伴に、「車が環境に与える影響を減らし、地球にやさしい車の乗り方」を各国の自動車クラブと協力して啓発活動を展開するそうです。
ヨコハマタイヤでは、環境への貢献活動としての「ECOMOTION」と、杜を創生させるプロジェクト「千年の杜」プロジェクトを掲げています。
ミシュランタイヤでは先日の「環境フェアinKOBE」への参加、トーヨータイヤではエコタイヤ「PROXCES CT01e」の新発表など、タイヤメーカーの環境保護に関する企業活動はこのところ活発になっているように見えます。
ブリヂストンやヨコハマなど企業活動としての環境への貢献は、グローバル企業として責務であり歓迎できることですが、本筋はやはりタイヤ製品を通した環境保護のあり方であると思います。
このところのエコタイヤの新製品には、ユーザーの興味も拡大しているようですが、実際、市場ではまだまだエコタイヤの販売は限られたものです。それは、絶対的なエコタイヤの種類とタイやサイズのバリエーション不足にあると思います。
ブリヂストンでは、2014年までに同社の夏用タイヤをすべてエコタイヤにすると発表しましたが、これに追随するところはまだ公にはありません。
タイヤは石油を原料にして製造されますが、エコタイヤは石油原料を減らし石油外資源の割合を増やして製造することが特徴です。昨今の世界的原油価格高騰をきっかけに、石油資源を減らしたタイヤ製造に大幅な転換をする良い機会であり、各メーカーでは現在のお茶を濁す程度のエコタイヤ戦略から、本腰を入れて取り組むことを望みます。