ヨコハマタイヤによりますと、今年の6月14日から2日間に渡って行われる、第76回ル・マン24時間耐久レースに参戦する「東海大学ル・マンプロジェクト」をサポートするそうです。
同レースの最高峰クラスLM P1に大学生チームが参戦するのは初めてで、ドライバーは、鈴木利男選手、影山正美選手、黒澤治樹選手ら経験豊富な選手がステアリングを握り完走を目指すそうです。
「東海大学ル・マンプロジェクト」は、林義正教授の下に7年かけてマシンの開発をすべて学生主導で進め、今年の参戦に至ったようです。
ヨコハマタイヤでは、「レース参戦を通じて学生の自発性や実践能力、チャレンジ精神の向上をめざす東海大学の試みに、自動車産業に携わる企業として共感した」ことをサポートする理由に掲げており、企業としての懐の深さに感心します。
素人ながら自動車レースには企業サポートは、不可欠と考えています。話しは少しそれますが、今F1レースでは、鈴木亜久里が代表の「SUPER AGURI」が資金難でF1から撤退の危機にさらされています。
鈴木亜久里はF1引退後レーシングチームを立ち上げ、アメリカのインディーシリーズに参戦しておりました。しかし、2006に自らが代表としてF1チーム「SUPER AGURI」を設立し、F1レースに参戦を果たしました。しかし、この時、「SUPER AGURI」が参戦できたのは奇跡だとまで言われながらも、HONDA等のサポートを受け、佐藤琢磨などの優秀なドライバーを得て、日本のファンの期待はそれは大きいものでした。
しかし、ビッグチームに比較してその何分の一の資金で戦うには、かなりの無理が強いられ、何度か資金調達の面でマイナスが生じ、撤退が噂されてきましたが、ここに来てかなり深刻な事態になっているようです。
今回ヨコハマタイヤが「東海大学ル・マンプロジェクト」をサポートするのと、F1チーム「SUPER AGURI」の問題とは次元が違いますが、同じ自動車レースという根底では共通しており、自動車レースにおける、資金調達=スポンサー獲得という点は、スターティンググリッドに並ぶ為に最も重要で、その規模が大きくなればなるほど、レース結果に反映されることもまた自動車レースの現実のようです。
いづれにしても、ヨコハマタイヤを装着した「東海大学ル・マンプロジェクトカー」が、ル・マンのサルテサーキットで無事に24時間走りきることを期待したいものです。
また、「SUPER AGURI」も何とか現状況を抜け出し、佐藤琢磨が非力なマシーンでもアグレッシブな走りを再度見せてくれることを願います。