日経ネットによりますと、ブリヂストンが、今春から日本国内で再生タイヤ事業を本格的に始める方針を明らかにしました。当初は主にトラックやバス向けのタイヤで展開する予定のようです。天然ゴムや原油など原材料価格が高騰しており、新品タイヤは軒並み値上げ傾向で、コスト削減を狙う輸送事業者などからの需要が見込めると判断したようです。
再生タイヤは、使用してすり減ったタイヤの表面をはがし、溝の付いたゴムを張り付けるという製法です。結果、新品タイヤに比べて原材料の使用量を1/3程度に減らせ、価格も2?3割程度安い為に、欧米ではトラックやバス用タイヤの半数を占めているとのことです。
しかし、再生タイヤは新品タイヤと全く同じ形状することは困難な為に、運転性能に影響があり、車の方向をコントロールする前輪への装着は推奨されていないのが現状です。
また、一般乗用車での再生タイヤはほとんど見られません。というのも、一般乗用車用のタイヤの構造は、バスやトラックと比較して薄く、更にコストが多くかかり再生に向いていないというのが理由のようです。
いづれにしても、トレッド面をべリッとはがして新しいトレッドを貼り付ける?ようなタイヤですので、おのずと使用環境が限定されるのは安全面から考えて当然でしょう。